イーマ・サウンドについて

サイマティクスとサイマティクス・サウンド

ハンス・ジェニー博士

サー.ピーター・ガイ・マナーズ博士

みなさんは、サイマティクスという言葉を聞いたことはありますか？

サイマティクスとは、「砂や水などの媒質によって物体の固有振動や音が可視化できる現象」で、1930年代、スイスの生理・物理学者ハンス・ジェニー博士により考案されました。

　「音は一定の形や模様を作る力場を生起する性質がある」というサイマティクスの原理は、瞬く間に世間に広がり、物理学、工学、芸術…と様々な分野で応用されるようになりました。

　その一人、「健康な生体の各組織（各臓器、器官など）は、各組織を作っている音を発している」と考えた人がいます。イギリス人の医師である、サー.ピーター・ガイ・マナーズ博士です。

博士は、「音の治療的療法」について、半世紀にも及び研究を重ねました。例えば、臓器のひとつである胃であれば、胃を作る健康な音があり、その健康な胃の音をかけて共振・共鳴させれば胃を健康な状態に戻すことができる…。日々、各組織の音や振動、周波数を割り出していきました。

その結果、生体の各組織は、特定の５つの周波数が組み合わさった「複合調和音」を発していることを突き止めました。博士が発見したこれらの音（周波数）は、サイマティクス・サウンドと呼ばれています。

松下幸訓とマナーズ博士の運命の出会い

イギリスで厚生省の人間工学研究員として勤めていた松下は、仕事の約束で偶然マナーズ博士と会うことになります。

松下の三女は、先天性関節症を患っており、10年もの間、なんの治療方法もなく半身を石膏で固めたまま成長していました。マナーズ博士と初めて会った時に、「娘の足はcure（完治）する」と聞いた松下は、4か月間、半信半疑でマナーズ博士のもとに娘を連れて通い、股関節が完璧に正常になるという、信じられないような現象を目の当たりにしたのです。

それをきっかけとして、1991年からマナーズ博士に師事し、共に研究を重ねて、1995年に、日本で初めてサイマティックセラピーを紹介し、1996年には、自身が日本でこの技術を広めようと決意し、帰国しました。

音は進化を遂げて

マナーズ博士と出会った初期の頃の音は、まるでカセットテープで聞くような質の良くないデジタル音で、人の身体には合わないものでした。アナログ音のように身体に合うよう音を変換する技術はなく、ステレオにしたい、光を取り入れたいなど、課題はたくさんありました。
さらに、音をかける際には、各組織の音を決まった順番で１箇所ずつ３分くらいかけなくてはならず、難しい生理学の知識も必要でした。

一方で、マナーズ博士の発見した健康な人体の各組織や臓器が発している音（周波数）を統合し、総合的に応用する原理を認め、応用する研究者が増え、この分野は飛躍的に進化していきました。
マナーズ博士の逝去後になりますが、生前マナーズ博士が夢見ていた技術が進歩し、それまで実現できなかった音のアナログ化と、何倍もの効果を発揮する機械を造ることが可能になりました。

松下も、独自で様々な研究を重ねた結果、現代人により合うような新しい生体活性複合調和音を割り出し、デジタル音をアナログ化させました。さらに現在のOTOtronスピーカーの開発により、個々人に合わせた必要な音を、1つずつではなく、同時に一斉にかけることを可能にしました。

また、マナーズ博士が作り出したオリジナルの音だけではなく、時代に合わせ新しい音を数多く割り出し追加してきました。

人は、すばらしいピアノ演奏を聴き、「これはいい音楽だ、美しい音楽だ」と心が揺れ感動します。しかし、こうして割り出された音は、感動のレベルにとどまらず、細胞をも共鳴させて動かすような、音楽振動に変化していったのです。

私たちの生体というのは、いわば、各組織から奏でられる音でシンフォニーを発するオーケストラさながらのようです。健康な組織が本来固有に持っている音を、その組織に「聞かせ」、生体に共鳴共振させることで、各組織が持つ本来の振動を自ら取り戻し、細胞は活性化され、健康な状態に導かれていきます。その結果として生体は本来持つ能力を発揮しようとするのです。

時代に合った音・光・水のエネルギー

～イーマ・サウンドⓇへ　～

こうして音が進化した後、松下は音を反転させる原理を考えました。音をかけることで、生体を、本来持つ健康状態に戻すだけではなく、その人そのものを反転させられないか…。もしも、その人のこれまでの人生があまりに辛く苦労を重ねてきたものだとしたら、音により本来あるべき健康なエネルギー状態に戻すだけでなく、それを飛び越えて、まるで別人のように変えることはできないかと願い、研究を重ねて、とうとうその技術と音を発見しました。

その時、「マナーズサウンド」は、「イーマ・サウンドⓇ（エボルーショナル・サイマティクス）」となり、とても大きな進化を遂げました。
イーマ・サウンドⓇは、本来もっている能力を一気に正常に戻し、最高の力を発揮させるだけでなく、生体のもつエネルギーをも調整し、遺伝子さえも共鳴させ変化させるレベルになり、生体を「超健康状態」へと導くのです。

生命はみな、自ら健康で幸せになろうとしています。できるだけ多くの人たちの生命をキラキラと輝かせたい、それをサポートしていきたい。これが、イーマ・サウンドの想いです。

音の歴史

MOシリーズ	マナーズオリジナルと呼ばれ、マナーズ博士が作り出した音です。5つの周波数を組み合わせて、1つのスピーカーから単音でかけていました。
MNシリーズ	５つの周波数ではステレオ化できなかったMOシリーズから、6つ目の周波数を探し出したことにより、効果が2倍くらいに上がりました。
MKシリーズ	一斉に多数の音を同時にかけられるようになり、組み合わせて効果は5倍くらいに上がりました。
ACシリーズ	初めて宝石の音を割り出し入れることで、生体のアストラ体にまで対応できるようになり効果が一斉に上がりました。
AJシリーズ	日本語「あいうえお」の母音の物理的な力を解析し、コトバを取り入れるようになりました。
AVシリーズ	AJシリーズに引き続き、人の声の研究を取り入れ、10倍くらいに効果が上がりました。
LOシリーズ	OTOtronスピーカーが開発され、LEDの光を取り入れることで、イーマ・サウンドは50倍以上の飛躍的な効果を発揮するようになりました。

今後のシリーズも、すでに開発されており、今後、世に出ていくことになるでしょう。
時代に合わせて、人間も進化していきます。そして音もともに進化していくのです。